ピアノ上達していますか?

音符の読み方と聞き方(3)

こんにちは。Ichikawa Piano Schoolの福山です。今回は音符の読み方と音のきき方についてお話をしようと思っています。

まずは音符の読み方。。。レッスンの最中に音符の読み方(毎回毎回’これはソ、これはシ’など読まないようにする方法)を生徒さんにお伝えしています。そしてレッスンではメロディーラインを私が大きな声で音符の名前で歌っています。それには理由がありまして。。。

音符の読み方は私がお伝えした事を覚えている生徒さんは、ご自宅での練習の最中に’その方法’で音符を読み、練習していたことが分かります。

私はこれだけ難しいピアノ曲(子供の曲であったとしてもです。)を如何に効率よくご自宅で練習が出来て、弾けるようになるか、という事を目標としていて、究極の苦痛、苦行修行にならないように練習をして欲しい、ここを目的としているレッスンをしています。

そしてメロディーラインを音符の名前で歌う事の意味には、’音符の姿’でこれは’ラ’、これは’ミ’など覚えて欲しい、そしてメロディーラインを歌う事によって、その音符の名前の連なりが’曲の歌詞’のように聞こえ始め、ご自宅で練習をする時には、既にメロディーを知っているような。。。という感覚で練習をして欲しいからです。

曲もどんな曲かわからない、メロディーもわからない、これでは練習する事から遠ざかりそうですよね。。。

そして読み方/見かたについてもう1つ。たまに感じるのですが、すごーく簡単に音符をチラッと、かなり浅く見ただけで練習をしている。。。そうなるともちろん弾いている音は間違えています。それに気づく事が大切なのですが、小さなお子様だと気づかない?ので、ここでお母様/お父様が一緒にいて練習を聞く必要があります。(隣にいなくても、音が聞ける場所にいてあげて下さい。)

この’浅く、チラッと音符を見る’という習慣は出来るだけ早い段階で修正したいところです。というのも、レッスンが進むにつれて音符の量は多くなるし複雑になるからです。

そして’音のきき方’ですが、Youtubeで聞いているように弾きたい、というのは分かります。ゆっくり練習しましょう、とお伝えしながらもご自宅に戻って練習をすると、どうしても速く弾いてしまう。。。

どうやったらゆっくり練習をする事が出来るのでしょうか。

それにはご自身が押している鍵盤の音をきちんと聞く事、それをご自身のシステムの中に素早く取り入れ、実行する。

(☆ピアノを上達させるには、先生という外側からの適切なアドバイスも必要ですが、何より音を聞き続けるという自分の中にある’突き詰める努力’にて少しずつ進歩していきます。)

作曲家が’これでなければいけない’という音を選んで、この世に残しています。それをチラッと見ただけ、音をきちんと聞かないでは、想いのある曲は作れません。

和音の音は全部聞こえているか、メロディーの音は他の和音の音より少しだけ/より前に出ているか、難しいところが嫌いだからという理由で、早くやり過ごそうとして’弾けているふう’に、ごまかしてはいないかなど、ゆっくりピアノを弾く、この事によって難しい所がどうして難しいのかも考えられる、そしてその難しい所でさえも本来の音の美しさ、メロディーラインの微妙の高低差など、聞けば聞くほど、ピアノの音が美しく鳴っているのが聞けるはずです。

私は今ブラームスの曲を練習しているのですが、速く弾くよりもブラームス先生が考えた和音の素晴らしさ、絶妙なメロディーラインの美しさ、ゆっくり弾くからこそ、’。。。。。。。。。。このような曲が存在して自分は出会って弾けることが出来る、生きてて良かった。。。’と、ご飯を食べることも必要としないくらいの美しい音/音楽を、ゆっくり弾く事で感じ取れます。是非やってみて下さい!

そして目をたまに閉じながら弾いてみると、より音が聞こえるようになります。

私たちの生活では、目からの情報が殆どで、その事によって聞く事が疎かになってしまう。。。目を閉じると聴覚と触覚が研ぎ澄まされます。目からの多すぎる情報を敢えて遮断することがとても重要、それをする事によって他の部分の感覚が繊細になってきます。

’音を聞く事’につきましてのお話はEndlessなので今回はここまでに。。。

練習が楽しいものでありますように。。。次回のお話でお会いしましょう!I hope you enjou your practice and see you next time !