ハプニングだらけ、成長をさせてくれたアメリカという国 vol.38
語学留学、大学、グリーンカード、ピアノ、仕事の20年(インディアナポリス編)
こんにちは。Ichikawa Piano Schoolの福山です。前回のお話から大分時間が経ってしまったようです。というのも、2月の終わり辺りから予期せぬことが続き、例えば可愛がっていた外猫ちゃんの体調が悪いようだったので、もうこれは捕まえるしかないっと思い、洗濯ネットで捕獲し(人生初めての経験でドキドキでしたが、なんとか成功!)、動物病院へ直行、全身検査、脾臓肥大の摘出手術、去勢手術、1週間入院、そしてやっと退院。。。
その直後にどこからもらってきたのか、私が咳の酷い風邪を引き、もともと喘息持ちの私は息が吸えなく、窒息するかと思うくらいの咳で大変でしたが、約3週間経った今、やっと普通に喋れるようになった気がします。
なのでここでアメリカ生活の続きのお話を。。。
まだインディアナポリスにいて気分の悪い、人生最悪の時間を淡々と毎日過ごし、それでも西海岸シアトルへ引っ越しをしたいという希望も捨ててはいませんでした。
一番怖いのは猫Nちゃんの体調。こんなに痩せ細ってすぐに吐いてしまうBDI。この難病は治らないけどコントロールは出来る。。。飛行機で飛ぶその日に体調が良いかなんて、そんな事は想像をしても自分の力ではどうにも出来ない、アメリカ大陸横断の無理をさせても大丈夫なのだろうか。。。
しかもインディアナポリスからシアトルのフライトは5時間、空港での待機時間を考えても7時間以上の移動。。。
しかもシアトルでの住むところは?アパート探しはインディアナポリスから出来るけど、実際にアパートを見に行くのに1日がかりで何件も見て周る事になるのか、その時に猫Nちゃんは誰が薬をあげて世話をしてくれるのだろうか。。。(この時点で猫Nちゃんはカリカリフードは確か125粒しか食べられず、それも私がNちゃんの調子の良さそうなタイミングを見計らってご飯をあげていました。)
そして肝心のピアノでの仕事。ある音楽教室でピアノ講師の募集は見つけたけど、どのタイミングで応募したらよいのか、応募しても採用されなかったら?他に働く場所はあるのか?
未知で怖い事だらけです。でもやるしかない。。。決心をしました、シアトルへの引っ越しをする。
アパートの契約が次の年の5月頃だったので、それまでに全てを出来るだけ決めないと、です。
アパートは毎日毎日かなり時間を費やして探しました。そして実際のアパートを見ないで、アパートの管理人とも実際に話をしない、メールだけのやり取りで契約をしました。(←これが後になって大変な事となって返ってきました。)
仕事も希望の音楽教室に応募、いつ頃シアトルに引っ越しをする予定も伝え。。。返答なし。なので他の音楽教室も探し続けます。
自分の荷物と車。17年分の荷物はあるようでないような、でも物価の高いシアトルではあまり買い物はしたくないし。車はどうやって運ぼうか。。。
ある有料で信用のあるであろう?口コミ評価のサイトを友達が使用していたので、そのサイトで車の運送会社を見つけ、その会社の人と話をし、値段交渉をしてインディアナポリスからシアトルまでの車の移動を依頼(←これも後で大変な目にあいました。)。
猫NちゃんとCちゃん。動物病院で猫を飛行機内持ち込みの書類を作成してもらい、薬を大量に貰い、準備を整えます。
思い出せば、全部自力で自分のお金で始めたアーカンソーの語学留学、その大学で心理学とピアノ演奏の学位を取得し、アメリカ企業で仕事をし、教会でも伴奏の仕事をしたりと充実していた毎日から、より高度なピアノ演奏の技術を学ぼうとオーディションを受けて合格したインディアナ大学ブルーミントン校の大学院。
オーディションで受かって入学したは良いものの、毎日ピアノが下手過ぎて自分に呆れて泣いていた毎日、勉強も膨大な量、頭が本当におかしくなるかと思った日々、それでもとにかくピアノ練習をやり続ける、諦めずに努力し続ける、ピアノに魂を売ってでも上手くなりたい、お金/人並みの生活より、ピアノ技術、経験を積む事が重要であった毎日、お金が無くても不思議と気にならないピアノ音楽の世界、人生で一番大変で充実していたインディアナ州から離れる。。。たぶん今自分は人生でまたピアノで次の段階へと行くところなのだろう。。。そんな気がしていました。
今回はインディアナポリス脱出寸前のお話でしたが、たぶん次は実際に引っ越しをする時の事をお話しする予定です。気がつけば今年も桜の季節🌸。この時期の落ち着かない、新しいことが始まるソワソワ感がなんとも表現しがたいです。では又次回のお話でお会いしましょう。Please stay safe and enjoy this nice weather !
