ハプニングだらけ、成長をさせてくれたアメリカという国 vol.33
語学留学、大学、グリーンカード、ピアノ、仕事の20年(インディアナポリス編)
こんにちは。Ichikawa Piano Schoolの福山です。今週こそ今年の一番暑い日々が終る?と思いたいところですが。。。
前回のお話の続きで結局インディアナ大学ブルーミントン校を去る決断をし、インディア州の首都インディアナポリスに引っ越しをしました。引っ越しの理由は、大学のある町にはピアノでの職がない事、環境を変えたかった事、首都のインディアナポリスならピアノでの職はあるだろう?と思い引っ越しをしました。
インディアナポリスのアパートを決める時は大きめの部屋(猫のNちゃんとCちゃんが遊んで走れるように🐱)を選びました(もちろんお金は無いので安い所です。)。色々とアパート/家を見ていると予算に見合ったものはあるのですが、かなり汚い!ある家を見た時には家の周りの雰囲気が異様(犯罪のにおい?)だし、なんとなく嫌な雰囲気。家に入ってみると、’こんな所を人に貸しているのか’というくらいにオドロオドロシイ感じ。見えない誰かがいたり、過去に事件でもあったのではないかという感覚がありました。あまりにも落ち着かないので、そういう物件は話も聞かず、とてもじゃないけど居られないので、時間を節約して直ぐに退出。。。インディアナポリスの決めたアパートは巨大な古いアパートの敷地の1つの部屋で、洗濯機はアパートの敷地にはあるのですがアパートの中にはなく、でもカーペットも新品で部屋自体が大学院で住んでたアパートより2倍くらいで家賃は高くない。なのでそこに決めました。
引っ越しは高速道路を1時間くらいのドライブなので別に問題なし。簡単なものでした。。。
住み始めて直ぐに、猫のNちゃんが激しく嘔吐し始め、病院へ連れて行ったところ、IBD(猫の大腸炎)だと診断されました。居場所を大きく変えることがキッカケでなってしまう病気で、完治はしないとの事。
Nちゃんは私にとって、とても大切な家族。私が留学をして2,3年たってからの家族です。彼女なしの生活なんて考えられない。病気だったとしても猫Nちゃんを守らないと。
それからNちゃんの食事と嘔吐の戦いが始まりました。何を食べても下痢をする、嘔吐する。。。
インターネットで日本のページで病気を調べて、’この食事が良い、あの食事が良い、このサプリメントが良いらしい’とは言われていても数人が言っているだけで、確実な情報ではない、そのような情報が沢山ありました。取り合えず獣医師からの薬(PredonizoloneとMetronidazole)と食事の量をコントロールしながらNちゃんの健康状態を注意深く観察する毎日が始まりました。
その一方でもピアノでの仕事がないか探していました。ピアノの友達がインディアナポリスに住んでいるようなので何をしているのか、聞いてみると賃貸の家でピアノを教えていると。家の一部屋をピアノスタジオにしてグランドピアノを置いて子供たちにピアノを教えているらしい。。。私の場合は賃貸のアパートなのでそれも出来ない、大体ピアノもないし。じゃあ何処かの音楽教室はないか探してみたら、ほとんどない。
そんな中でも人の家に行って子供や大人にピアノを教えるという仕事を見つけました。引っ越しをした後で分かったのですが、インディアナポリスという市は全米で8番目に面積が大きい都市。なので南の端から北の端に行くまでには高速道路を飛ばしてもかなり時間がかかる、インディアナポリスの南に位置している私の自宅からピアノを教える需要のある町はインディアナポリスよりさらに北に位置している。。。
これも後から分かったのですが、そのピアノの仕事の需要のある隣町、’カーメル’や’ザイオンズビル’という町は病院や医療関係の仕事が多く、医師や医療従事者が沢山住んでいる、要するには’お金’を持っている人達が多いとの事。
ふーん。。。とにかくそのカーメルだかザイオンズビルだかに行ってみました。新しい町のようで、インディアナポリスとは全く違って!とても綺麗で素敵な雰囲気。建物もストリートも綺麗で、とてもステキにデザインされている町。。。お店もオーガニックの物が売られていたり、お洒落で個性的で、色々と見てみたくなるようなワクワクさせてくれるところでした。
こんなに素敵な所があったんだあ。。。
ピアノばかり練習していたので全く他の事について情報なしだし知らない。本当はこんな素敵な所に住んでピアノを教えられたら最高なんだけど、最近自分のアパートを契約したばかりだから、あと1年はあのアパートにいなきゃいけないし、それに又引っ越しをして猫のNちゃんの体調が悪化するなんてあり得ない。。。
家に帰って仕事をどうしようかと悩みます。(インディアナポリスに引っ越しをしてからはインディアナ大学の事務の仕事はしばらく続けていたのですが、高速道路を飛ばして片道1時間の通勤を毎日するのは猫のNちゃんを見ていられないし、危険すぎるので2,3カ月して辞めてしまいました。)
インディアナ州の中での引っ越し、住む場所も違う、長年いた大学院からも遠ざかり、大学の事務の仕事も辞めた、今までとは全く違う環境の中での新しい生活、独りで孤独だけど猫のNちゃんとCちゃんは私が守らないと。。。
不安だらけの中、とにかく彼らたちが生きていてくれる事、自分には一応屋根がついていて住むところはある、お金は少しだけ、でも仕事を何とかしないと、早く見つけないと。。。
高校生の頃からアルバイトをして仕事をしていたので、毎日の生活の中で’仕事をする’ことは至って当たり前の事。でも仕事が自分の生活の中から全くなくなってしまい、かなりの不安でどうしようもなく孤独です。。。インディアナポリスでの1年は人生で最悪の年になるとは全く知らず。。。(インディアナポリスには何があっても行きません!)
暑い時期もあと少しで終わりです、夏バテや健康に問題なく乗り切りたいとこです。では次回のお話でお会いしましょう!See you next time and stay inside cool !